小児難病の治療法開発を見据えた生命科学研究に取り組んでいます

私たちの研究室では、数多くある小児の難病がどのような仕組みで発症し、どのようにすれば治療できる可能性があるかを明らかにするために研究に取り組んでいます。特に、子どもが生まれながらにしてもつ強みである「若年性」に着眼した研究を行っています。

「若年性」とは、「成長」によって体を大きく育んだり、「成熟」や「学習」によって体を作る臓器の機能を高めるはたらきです。これらのはたらきが、どのような仕組みで成り立っているのか、またどうして大人になるとはたらきが弱くなるのか、わかっていません。

「若年性」のメカニズムが詳細にわかれば、その性質をフルに引き出すことによる新たな治療に結びつく可能性が高いと考えています。これまでに、私たちの研究室では数々の研究により、国際的な研究論文を発表してきました。さらに研究を推し進めることにより、患者様や御家族の利益に資するような知見や成果に結びつけるために日々取り組んでいます。

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