若年性
Juvenility
Children's inherent advantages
若年性遺伝子
JAG & JALNC
Molecular mechanisms underlying juvenility
年齢依存的スプライシング
ADAS
Age-dependent alternative splicing
物性生物学 Phase separation
BEX1, juvenile IDP
若年性科学の研究に取り組んでいます
国立成育医療研究センター 小児生理学研究部の森雅樹です。
子どもは大人と違い、成長したり発達を遂げたり、大人にはない数々の特徴があります。それらの子どもに特有のはたらきを「若年性 (または小児特性)」と呼んでいます。若年性には、成長・発達のほかに、学習や再生なども含まれます。これらの若年性が子どもでは可能になっている仕組みはほとんどわかっていません。森研究室では小児難病の治療を見据えた生命科学研究に取り組んでいます。
子どもと大人のかかる病気は大きく違います。子どもに特有の治すことの難しい病気を小児難病と呼びます。およそ数千の小児難病が知られています。多くの小児難病を治すための手立てを研究によって明らかにする必要があります。
私たちは、小児に特有の強みである「若年性」をうまく活用することが小児難病の治療につながると考えています。例えば小児に特有の成長能力を活用した再生治療が考えられます。
私たちの研究室では小児難病を治す方法の開発を見据えて若年性の生命科学研究に取り組んでいます。
これまでにいくつかの論文で若年性の分子メカニズムや治療方策について報告してきましたが、まだ道半ばです。
もし私たちの研究や取り組みに御興味を持って下さる方がいらっしゃいましたら、どんなことでもお知らせ下さい。特に共に研究に取り組んでくださる方を待望しています。
また研究について御興味を持っていただけましたらより詳しい説明をさせて頂きますので御連絡下さい。
森 雅樹
国立成育医療研究センター研究所
小児生理学研究部 部長
滋賀医科大学 小児科学講座 客員准教授
東北大学大学院 次世代小児医療講座 客員教授
mail: mori-ma@ncchd.go.jp
〒157-8535 東京都世田谷区大蔵2-10-1
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国立成育医療研究センター
東京都世田谷区大蔵2-10-1 研究所 8階
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小児難病の病態理解と治療法開発を見据えた生命科学研究に取り組んでいます
数多い小児難病の治療方策の確立を見据えた基礎研究に取り組んでいます
小児には、大人にはない数々の強みがあります。それは、成長できたり学習できたりする内在性のアドバンテージです。私たちはその子供に特有の武器を「若年性」と位置づけて分子メカニズムを解明し、小児難病の治療に応用する研究を行っています。
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